転職すべきか悩んでる人、
全員必見の本をご紹介します!
『20代のWEB業界最強転職術』のナオキです!
ダウンタウン松本人志さんが大好きな超絶お笑い好きWEBマーケターが、今の20代へ向けて『人生の航海士になれ!』をテーマに自分の人生を自由にコントロールするための生き方を発信しています!
このブログでは、WEBベンチャーの自社メディア編集長の僕が、WEB業界への転職を始め、仕事やキャリアアップについてお届けします!
今回は、僕のベスト本をご紹介します!
その名も『転職の思考法』です!
僕自身が「このまま今の会社にいていいのか?」と悩んでいた時に、最終的に転職することを決断できたのは、この本と鴨頭嘉人さんの講演を聞いたおかげでした!
転職というと…
- 業界研究
- 会社の選び方
- 面接対策
- 書類選考の書き方
といったノウハウを思い浮かべる方が多いと思います。
しかし!
それ以上に大事なことが、
「あなたは何のために転職するのか?」という問いの正しい答えを持つことです!
つまり、それが『転職の思考法』なんです!
と言うことで今回は『転職の思考法』の要約と感想をお話ししますので是非最後までご覧ください!
目次
『転職の思考法』の内容を簡潔に要約
小手先のノウハウ本ではなく、転職に対する考え方をストーリー形式で楽しみながら学べる読みやすい本です。
会社に疑問を感じ続けるも、転職に踏み切れないまま30歳を迎えてしまった主人公の青野が、凄腕経営コンサルタントの黒岩が「転職の思考法」を授ける物語です。
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転職において最も重要なことは、
「市場価値を高められる環境へ行くべき」
ということ。
今、自分が働いている市場が成熟している場合は、すぐに伸びる市場に身を置き、市場価値を高めるための転職を考えるよう。
そして、会社で働くということをよく考え、これからの時代は好きなことを仕事にできる人が生き残る時代になる。
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という内容になりますが…
この本のキーワードとして
『市場価値』があります。
今の自分の市場価値を見直し、伸びる市場で市場価値を高めるためには?を考えることが転職の思考の最重要な部分です!
『転職の思考法』の感想
それでは早速、
転職の思考法を読んだ感想と大事なポイントをお伝えしていきます!
①転職で大事なことは方法ではなく思考法
転職の方法というと、きっと多くの人が職務経歴書の書き方や面接の通り方という「選考のノウハウ」をイメージする人が多いと思います。
ですが、実際に業界や会社を選んだり、選考のノウハウを学ぶ前にもっとずっと大事なことがあります。
それが『思考』でした。
「何のために転職するか?」をしっかり考えて転職をしないと結局同じことに悩んで転職を繰り返すキャリアになってしまうのです!
②仕事のライフサイクルから今の仕事の寿命を知ること
今、自分が働いている市場はどのような状態なのかを把握することが転職の第一歩です。
- ニッチ
- スター
- ルーティンワーク
- 消滅
この4つは、仕事の寿命の順に「仕事のイスの数」と「(機械への)代替可能性」を基に分類されています。
④になるにつれて誰でも出来る仕事から、機械による自動化されていき、つまりは徐々に消滅していく仕事へとなっていきます。
③伸びる市場に身を置くこと
伸びる市場でスキルを身に付けることがいかに大切かということがよく分かります。
この本ではすごく分かりやすい例を出してくれています。
伸びる業界にいることは、
上りのエスカレーターを走って登ること落ち目の業界にいることは、
下りのエスカレーターを走って登ること
落ちていく業界では、
せっかく身についた専門知識も価値が目減りしてしまいます。
登りのエスカレーターを駆け上がる方が早く成長していけるのです。
④会社を選ぶ際に重要なこと
本書では会社を選ぶ際に重要なこととして、3つのポイントが取り上げられていました。
- マーケットバリュー
- 働きやすさ
- 活躍の可能性
そしてマーケットバリューを上げることは仕事の自由度が上がり、働きやすさにも繋がります!
⑤転職は「悪」ではなく「善」
今でも転職は悪・裏切り者という考え方があります。
が!転職は悪ではありません!
本書ではこのように記されています。
転職が「悪」というのは、新たな選択肢を手に入れる努力を放棄した人間の言い訳に過ぎない。居場所を決めるのは個人の自由だ。転職は個人にとっても社会にとっても悪ではなく善である。
やりたくない仕事を続けるのは、
自分に嘘をつき続けることになります。
悪は転職ではなく、自分に嘘をつき続けることです!
⑥反対する人へは感情を共有できるように説明する
転職をするということは、
自分の環境を大きく変える決断をするということです。
当然、中には反対する人も現れます。
そんな時こそ、感情を共有して説明することが重要になります。
重要なのは3つ。
- 共感
- ロジック
- 信頼
せっかく転職を決断しても、
必ず反対する人はいます。
特に家族や恋人など、身近な人は心配する気持ちから、反対する人が多いのでしょうね。そんな時のための説明の仕方も教えてくれるのは嬉しいですね!
⑦好きなことを仕事にする人が生き残る時代になる
やってて楽しくない単純作業は、AI時代にはすぐに機械に取って代わられしまいます。そして現代は生活コストが下がっており、場所を選ばなければ生活していけます。
なのでこれからは自分にしかできないクリエイティブな仕事を楽しんでする人が生き残る時代です!
⑧人間は99%の「being型」と1%の「To Do型」
人間には2パターンいるとのことでした。
- 『being型』どんな人になりたいか?
- 『To Do型』何をしたいのか?
実際は世の中の99%の人が、
やりたいことが明確にではない『being型』です。
つまり、心からやりたいことが必ずしも探し求める必要はなく、『ある程度やりたいこと』を見つけるだけで良いのです。
ある程度やりたいことの見つけ方は、
『得意なこと』を『好きなこと』に近づけることです!
具体的には本書の解説を読んでみて下さい!
『転職の思考法』の大事なポイント まとめ
- 転職で大事なことは方法ではなく思考法
- 仕事のライフサイクルから今の仕事の寿命を知ること
- 伸びる市場に身を置くこと
- 会社を選ぶ際に重要なこと
- 転職は「悪」ではなく「善」
- 反対する人へは感情を共有できるように説明する
- 好きなことを仕事にする人が生き残る時代になる
- 人間は99%の「being型」と1%の「To Do型」
『転職の思考法』をオススメする人
転職の思考法はこんな人にオススメです!
- このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったことがある人
- 仕事が楽しくないせいで、休日明けに会社に行くのが憂鬱な人
- 既に転職活動はしているけど、どうやって会社を選べば良いか知りたい人
- 市場価値を上げるために、どんな経験を積むべきか知りたい人
- 自分の本当にやりたいことが見つからないと悩んでいる人
- 就職活動で自分に合う会社の探し方を知りたい大学生
ズラリと挙げてみましたが、
僕は『働く社会人全員』に一度は読んでいただくことをオススメする本です!
転職を考えてる人向けに書かれた本だと思いますが、今の社会で生きていくために一番重要なことを教えてくれる本なので、特に今に転職を考えてない人でも絶対にすぐ読んだ方が良いです!
『転職の思考法』を読んで身につくこと
本書を読んで身に付くことはざっと以下の内容です!
- 今の会社をやめるべきかどうか
- 転職を成功させるための考え方
- 自分の市場価値の測り方
- 中途入社の際の注意点
- 転職エージェントの使い方
転職する人へ向けて書かれた内容ですが、
こうしたキャリアについて考えることは働く社会人全員にとって大事なことですよね!
『転職の思考法』 ネットの口コミ評価
「仕事とは」「生きるとは」から考えさせられるます。(後半部分で触れてるので、そこから読んでも良いかと。)
今年読んできた本の中で一番の優良本に出会えたなと。自分はもうすぐ30歳になり転職を考えていますが、転職において一番何を優先すべきかに対する自分の考え(お金よりもやりがいを優先すべき)は間違ってなかった、時代に即した内容だと感じました。
『転職の思考法』を読む人へアドバイス
これから転職や就活を始める人は、必ず転職の思考法を一度は読んでおいてほしいことは間違いありません。
ただし、一つだけアドバイスをさせて下さい!
必ずこの本を読み終わったら、
『自分の市場価値』を客観的に見つめ直して下さい!!
会社の選考を受けるということは、自分を商品として売り込むことです。まずは自分がどのくらいのレベルの商品なのかを理解することからスタートします!
市場価値の測り方は公式があります。
それぞれの解説は本書でされていますので、
この数式の答えが今のあなたの市場価値です!
一度最後まで本を読み、今の自分の市場価値を知りましょう!そして、今の自分に何が足りないかを考えてみましょう!
『転職の思考法 』の総合評価
本書はお硬い文章で読みにくい本や、ごく一部のエリートしか再現できない本ではありません。
今の会社に悩む読者の気持ちを主人公の心情に細かく反映されているので、共感できて読みやすいストーリーでした。
僕自身も転職を決断できたのは、この本を読んで得た気付きがあったからでした。転職に対する考え方もガラッと変わり、仕事だけでなく人生について深く考える良いきっかけになった本です!
会社で働く皆さんも就活中の大学生も、
全員今すぐ読んでみて下さい^ ^
それでは今回は以上です!
最後まで見ていただき、
ありがとうございました^ ^